SF強盗FPS『Den of Wolves』を10 Chambersが発表

産業スパイ、破壊工作、暗殺。仲間を集めて計画を立て「仕事」を遂行する。

ハードコアな協力型FPS『GTFO』の開発元であるスウェーデンの10 Chambersは、最新プロジェクト『Den of Wolves』を発表した。The Game Awards 2023にてゲームディレクターのUlf Anderssonがステージで披露したこの新作ハイストゲームは、(かつての『PAYDAY』開発チーム出身者である)同スタジオが原点に回帰する作品となる。

かねて同スタジオは次回作について「強盗ものに回帰する」とほのめかしていたが、詳細はほとんど明かされていなかった。

「前作は古典的な銀行強盗をテーマとしましたが、この新作ではSF要素を取り入れて強盗ものの可能性をさらに追究します」とAnderssonは語った。「銀行を襲うだけでもあれだけ楽しめるのです。『Den of Wolves』では強盗仕事の幅がさらに広がります。産業スパイ、破壊工作、暗殺……SFテーマを選んだことでたくさんの試みができます。」

ゲームの舞台となるのはMidway City。深層学習AIが阻止不能のハッキングツールと化して世界経済を崩壊させ、ドルが暴落した後、複数の巨大企業によって建設され、「イノベーションの無法地帯」となっている北太平洋上の大都市だ。

世界はネットワークセキュリティ分野での技術革新を切実に必要としていたため、大手製薬会社や石油産業による強力な資金援助を受けて、人間の脳を媒体として生物学的にデータを伝送・格納する、全く新しいデータ伝送/格納技術が開発された。従来のネットワークとはアーキテクチャが根本的に異なるので、AIによるハッキングが不可能なのだ。

プレイヤーは犯罪社会で名声を追い求めていく中で、新技術が開く可能性のすべてをまのあたりにすることになる。

『Den of Wolves』はすでに2年以上前からプリプロダクションが進められており、特に世界とそれを取り巻くナラティブについては多大な時間を注ぎ込んでいる。

「このゲームはオープンワールドではありませんが、大きな背景世界を作り込むことにはやはり価値があると私たちは考えています。実際、舞台となる島に関しては膨大なナラティブを構築しました。Midway Cityは近未来に実在してもおかしくない、晩期資本主義が暴走し企業が支配する街があったらきっとこうだろうと思ってもらえる所にしたいのです。」と共同創業者でナラティブ&オーディオディレクターのSimon Viklundは説明した。「プレイヤーは街の地下社会の住人で、まともな身元や戸籍ももたず、Midway Cityのブラックマーケットで一度限りの仕事を請け負いながらコネを築き、プロ犯罪者として身を立てていくことになります。」

『Den of Wolves』はまずSteamでPC向けに早期アクセス版がリリースされる予定で、コンソールへの展開計画も進められている。

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