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『SYNCED (シンクド)』がTGS 2022に登場:プレイヤー、ナノ、NExT Studiosの鮮やかなダイナミクス

東京ゲームショウが開催されている9月中旬、日本に世界からの注目が集まっている。数々の発表が行われる中、NExT Studiosが手がける『SYNCED(シンクド)』の最新トレーラーも公開された。絶え間なく変化するこのヒーローシューターを発売するLevel Infiniteは、ナノの賢い利用とコミュニティの強い関心を集めることで、このゲームジャンルの発展を狙っている。

混雑する市場に新しく参入する新IPとして、NExTチームには成功させなければならないものが沢山あるが、クリエイティブディレクターのクラーク・ヤンと彼のチームは「ゲームだけでなく、TV番組やその他のプロダクト」へとフランチャイズを拡大させていく希望も持っているという。控えめに言っても野心的な目標だが、追う価値が充分にある夢だ。

「『SYNCED(シンクド)』はマルチプレイヤー用のゲームで、PvEもPvPも用意しているので、ゲームとその構造を正しく作るためにはコミュニティの声を聞く必要がある」と、ヤンは話す。「デザイナーが考えた方向に、プレイヤーが向かわないことが時々あるんだ。だから僕たちはフィードバックに対してすごくオープンだし、意見を聞いてデザインの変更や細部の微調整をしている。皆に気に入ってもらえるようにね」。

大きな変更点としては、プレイヤーが操作するキャラクター「ランナー」の姿と、ランナーのコンパニオンとなるナノとの関係性だろう。初期の実装では、プレイヤーはコンパニオンを失ったら新しく別のナノを捕まえなければならず、ストーリー的観点から言えば筋は通っているものの、ゲームプレイとしてはあまり良い流れとは言えなかった。そこでコミュニティからの明確なフィードバックを受けて、倒されたナノはクールダウンと共に無力化され、復活スタンドに向かえることに。これによりプレイ全体の能率が上がり、より集中できるものとなった。

ナノを従えることはプレイヤーが生き延びるための必須事項だが、それは激しい銃撃戦なのかフィールド探索なのかによってなど、戦略的なナノの使い方が沢山できるからだ。このゲームを同時代の他タイトルと区別する決定的な特徴は、3つのメインコマンド操作でいつどんな時でも、クラッシャー、ガーディアン、シアー、そしてサプレッサーの行動を変えられるというところにある。

ナノは独立した味方として動くことができる。敵を錯乱させて攻撃を加えたり、衛兵として特定の場所で見張りについたりするだけでなく、奇襲をかけたり、ランナーと一体になったりすることも可能で、技能を強化する様々な有益な能力をランターに与えるのだ。

ランナーと一体化したシアーは「特定の範囲内にいる敵を感知する」能力を与え、クラッシャーは「動作速度を上げる」。サプレッサーは「ショックブレット」を用いて銃撃を増強させ、そしてガーディアンはランナーが敵に照準を定める際に「役立つシールドを張る」ことができるという。

「このように4種類のナノはそれぞれ全く違う能力を持っている。さらに見張りにつかせるか敵に突入させるかなどの指示と組み合わせると、プレイヤーの選択肢は基本的に3倍になるよ」と、ヤンは強調する。本ゲームのPvP及びPvEは3人のチームでの共同プレイに重きを置いているので、彼らが戦略的奥行きを用意していることは明白だ。そして、コミュニティが喜ぶことのために尽力する姿勢は、いつだって正しい。

『SYNCED(シンクド)』のチームは、プレイヤー体験の最適なバランスを見つけることにも意識的だ。だからこそPvEとPvPそれぞれの対戦は、全く異なるものに感じられるだろう。前者の場合、ナノの反撃が強いほど、プレイヤーもより徹底して絶え間なく進行できる。それと同時に、後者の場合は平衡装置としてランダム性を採用したローグライトな手法を取り、ベテランと新入りプレイヤーの間で公平さを保つ工夫がなされている。

『SYNCED(シンクド)』のチームは、プレイヤー体験の最適なバランスを見つけることにも意識的だ。だからこそPvEとPvPそれぞれの対戦は、全く異なるものに感じられるだろう。前者の場合、ナノの反撃が強いほど、プレイヤーもより徹底して絶え間なく進行できる。それと同時に、後者の場合は平衡装置としてランダム性を採用したローグライトな手法を取り、ベテランと新入りプレイヤーの間で公平さを保つ工夫がなされている。

彼らが理想とするのは、豊富に用意された戦術アイデアで競争が盛り上がり、チームワークを培うことができて、ゲーム内だけでなく開発側とプレイヤー間にも建設的なフィードバックを生み出すことができるシューターゲームにすることだ。『SYNCED(シンクド)』は今後オープンβ版をより多くのプレイヤー向けに公開する予定で、それはチームにとってもプレイヤーが求めるものを届けられる待望の機会となるはずだ。

「このタイトルは僕たち自身も今まで見たことがないタイプのもので、開発は難題だらけだ。それでも最終的に人々がそれぞれ自分たちのやり方でこのゲームを楽しんでもらえたら全て報われるよ。だから、プレイヤーの視点で率直な意見を聞かせてほしい。僕たちは日々ゲームを改良し続ける」。

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